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研究の概要

私たちの研究

Institute for Global Peacecraftは、学術、法、政策及び実務において平和の概念がどのように定義され、用いられているかについて、独立した研究を行っている。その目指すところは、これらの理解が共有する共通基盤を明らかにし、それを世界平和のための包括的な変化の理論として明確に示すことである。この共通基盤には、これらの理解が明示することなく抱いている前提も含まれる。

国際の平和及び安全を維持することは国際連合の第一の目的であるが、国際法には一般に受け入れられた平和の定義がない。本研究所は、政府間機関から宗教指導者及び地域社会に至るまで、あらゆるレベルの行為主体が、すでにどの程度同じものを目指しているかを検討している。その共通基盤を明確に示すことは、それらの人々の取組が互いに競合するのではなく、補強し合う助けとなり得る。

この研究は、加盟国、国際連合の諸機関、市民社会及び学術コミュニティを対象としている。本研究所は、誤りであり得る点を含め、推論のすべての段階を公表している。

私たちが探究すること

研究は、次の5つの問いを中心に構成されている。

  • 平和とは何か。学術、法、政策及び実務において、平和はどのように定義されているか。
  • これらの定義には何が共通しているか。また、それらは明言することなく何を前提としているか。
  • このように理解された平和は、どのように測定でき、またその否定である暴力はどのように特定できるか。
  • 平和を構築することは何を伴い、平和が否定されたときにそれを回復することは何を伴うか。
  • 国際法、政策及び制度は、平和を維持し、平和が否定されたときにそれを回復するよう、どの程度設計されているか。

5つの研究プログラムが、これらの問いにそれぞれ1つずつ取り組む。各プログラムは、それに先行するプログラムの上に築かれる。最初の3つは、4つ目、すなわち議論のために提示される世界平和のための変化の理論に成果を提供し、5つ目はそれを法、政策及び制度に適用する。

研究プログラム

研究プログラム平和の概念と定義平和がどのように定義されているかを、研究の証拠基盤として集める学術研究、法、政策及び実務において平和がどのように定義され、用いられているかを集める。目指す成果は、これらの定義の体系的な記録であり、後続のプログラムの証拠基盤となる。詳しく見る研究プログラム平和のための共通基盤平和に関する多様な理解に共通するものを明らかにするそれらの定義を比較し、明示されないまま置かれている前提を含め、共通するものを見いだす。目指す成果は、検証と批判に耐えるほど精確な、その共通基盤の記述である。詳しく見る研究プログラム平和の測定と指標共通基盤を平和の指標へと具体化する平和を実際にどのように観察し、測定できるかを、個人の内面、人と人との間及び集団と集団との間について明らかにする。目指す成果は、データに照らして検証できる平和の指標群である。詳しく見る研究プログラム世界平和のための変化の理論共通基盤とその指標を、世界平和のための変化の理論へとまとめ上げる定義、その共通基盤及びその指標をまとめ上げる。目指す成果は、議論の出発点として提示される、世界平和のための包括的な変化の理論である。詳しく見る研究プログラム法・政策・制度における平和変化の理論を法、政策及び制度に適用する変化の理論を法、政策及び制度に適用する。目指す成果は、それらがどの程度これに沿っているか、またどの程度平和又は暴力を生み出しているかの評価である。詳しく見る

活動の進め方

私たちは第一原理から推論する。第一原理とは、人種、国籍又はジェンダーのようないかなる区別的特性にもかかわらず、すべての人がアクセスできる出発点である。私たちの2本の研究論文は、査読付き学術誌に掲載されている。私たちは、自らの研究を平易な言葉で、例を挙げて説明し、その知見について継続的な開かれた議論を呼びかけている。

活動の進め方について詳しく知る

最新の出版物とイベント

  • 学術誌論文平和のための共通基盤

    The Sovereignty of Sentience: A Phenomenological Approach to Peace for International Law

    Journal on the Use of Force and International Law. 2026年10月8日。

  • 論評法・政策・制度における平和

    法が平和のために構築されたものとなるには、何が必要か?

    2026年10月

  • 国際連合への書面声明法・政策・制度における平和

    From Exploitation to Equitable Peace: Advancing Economic Justice Through Irenomics

    A/HRC/60/NGO/307. 2025年8月27日。

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  • サイドイベントThe Future of Peace: Defining a Foundation for Global Peacecraft

    人権理事会第58会期において本研究所が主催し、司会を務めた

    2025年3月24日 | ジュネーブ、パレ・デ・ナシオン第XXV会議室

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